KEIここIHIMUでの毎日の業務内容をお聞かせください。Welsby氏二隻の87,000 DWT バルクを新しく建造しておりまして、その指揮監督をしております。 船主と売り手の間で交わされた契約通りの仕様に沿って建造されているか確認していますので、 新造船の一番初めの作業から完成までのすべてを検査するのです。 KEIのシステムはとてもシンプルで、なおかつ優れているKEIでは、KEIの製品についてお伺いしたいのですが。Welsby氏我々の船舶に既に搭載されているKEI製品についての私個人の意見ではありますが、 KEIのシステムはすばらしいですね。 その「シンプルさ」に尽きます。というのも、最近市場で見られるモニタリングシステムは技術的に非常に高度ではありますが、毎日の作業をする上で操作しにくく、 使われる機能が細分化されすぎているように思います。 我々のKEI製品では、操作要領を習得するのはとても簡単でしかも機関室内の必要な情報はすべて得ることができます。 また、もしシステムを拡張する作業も容易で、日々の業務に支障なく進めることができます。私たちの機関室船員の方々はKEIのシステムについて、短期間に操作法を学べ非常に簡単と喜んでいます。 ですので、全体的にKEIシステムの製品には非常に満足しています。 まだ検討中ではありますが、私どもの既存船にもKEIのシステムを搭載し、シリーズ化しようと考えております。 アフターセールスと顧客サポートが非常に重要KEIモニタリングシステムにおいて最も重視すべき点はどこだとお考えですか?Welsby氏私どもの船舶はUMS(機関室夜間無人化船)で、 もしも信頼性に欠けるモニタリングシステムを搭載している場合、その船がUMSとして認証されないという事態にも陥りかねません。 このようなことはどの船主の方も望むことではありませんので、システムの信頼性とカスタマーサポートが重要になってきます。 これまでのところ、何か質問がある場合にはただ受話器をとり顧客サポート係に電話すれば、直接質問に対する答えが返ってきます。残念ながら最近の企業の中には、その社の製品を売りつけることに念頭が置かれ、サポートが必要な場合には誰もいないということがあります。 これまでも、ある24時間ヘルプラインを宣伝している企業にサポートの要請をしても何も答えがなかったことが何度かありました。 また実際KEIと契約を交わす前に、KEI製品を使用している他の船会社に連絡を取ったのですが、 これまで何も問題なくKEIの製品に満足しているとの回答ばかりでした。KEIなるほど、ありがとうございます。 私どもの製品について直接お客様のご意見をお聞きすることができ、非常に参考となりました。 これからもよりよい製品を開発し、世界中すべての船舶がKEIのシステムを搭載することを目標に精進いたします。 本日は長い間ありがとうございました。(インタビュー: KEI 宮崎)