Feb 21-24,2006
ベトナムで開催されたVIETSHIP2006に参加。
ベトナムの首都ハノイで2006年2月21日から24日まで行われたVIETSHIP2006は、第三回目の開催となる国際展示会。
Feb 21-24,2006
ベトナムで開催されたVIETSHIP2006に参加。
ベトナムの首都ハノイで2006年2月21日から24日まで行われたVIETSHIP2006は、第三回目の開催となる国際展示会。
主催はVINASHIN(ベトナム造船公社)で、今回KEIは兼松株式会社様の手配を受け、郵船商事株式会社様のブース内の一部にKEI製品を展示。
VINASHIN(Vietnam Shipbuilding Industry Group - ベトナム国営企業。 ベトナム造船連合を前身とし、1996年1月VINASHINと改称し現在に至る。主な事業は造船、船舶修理、海洋構造物製造など。 25の造船所を傘下に持つ。)
中央がMr. Pham Thanh Binh (General Director of VINASHIN) | 盛大な開会式に集まる参加者や見学者の様子。 ヨーロッパの大使館員が多数出席。 |
見学に訪れた方は、大半がベトナム造船関係者で皆さん非常に熱心に見学されていた。
特に女性の見学者が多く、カタログを集め製品説明にも熱心に耳を傾けておられた。
展示会ではやはり動く物に関心が集まるようで、KEIの画面がものすごい早さで動いているのに引きつけられた見学者も多い。
期間中は多数の見学者の方々に、実際に機器に触れて操作していただく。
システムの、「多機能ながらもコンパクト」という点に多くの方が関心を持たれる。
今回は専用ソフトをインストールしたノートパソコンも無線ネットワークでつなぎ展示。
韓国の企業が簡単な液面計システムを展示していたので、その担当者にKEI製品を説明すると、超小型のわりにものすごい性能を持っているので、本当にびっくりされていた。
KEI製品を展示した、 郵船商事株式会社のブース。 | メインコンピュータ:1台、 AGU(表示機):1台 ノートパソコン:2台、カラーレーザープリンター などを展示。 |
VIETSHIP2006参加期間中に、以前から交流のあったベトナム海技大学、 VIETNAM MARITIME UNIVERSITY (VIMARU)を訪問する機会があった。
Dang Van Uy学長と会談。
(右:Uy学長、左:KEI中川社長)
Uy学長は10年間ほど船の機関長を経験され、船内の設備については非常に詳しい。 Uy学長は、日本に来られてKEIのコンピュータの高性能・超小型に衝撃を受けたと話しておられた。
Pham Ngoc Tiep 先生にお忙しい中、大学内を非常に丁寧に案内していただく。 学校では学生を一人前に育て上げなければならず、多方面の教育が必要であり、 教官の方々も大変だなと実感させられた。 | ||
Tiep先生からは、コンピュータネットワークの権威であるKEIの協力を是非お願いしたいとの話があった。 もちろんよろこんで協力させていただくつもり。 |
授業風景も見学し、教室には真剣な姿勢で勉強する学生ばかりだったのが印象的。
JICAなど日本の協力で整備された設備も多く、日本とベトナムの関係の深さがうかがえた。
今回は突然の訪問にもかかわらず、貴重な時間を割いて校内を案内していただいた。
学長夫人を交えての晩餐会では、日本で馴染み深いワタリガニ、シャコなどをご馳走になった。 ベトナムの米ウォッカ(49度)は、上品な味と香りで最高。
晩餐会ではおっぱいフルーツもご馳走に。 おっぱいフルーツというのは、英語だとミルクフルーツとかミルクアップル、ベトナム語ではVu sua(ヴー・スア、ユー・スア)というフルーツ。 Suaは「ミルク」、Vuはなんと「おっぱい」という意味。 と言うのも、食べる前によく手でもむと、白いミルクのような汁が出てくるので、「おっぱいフルーツ」。 甘くてとてもおいしかった。
今後もベトナム海技大学との良い関係を願って終わる訪問となった。